量子エナジー革新
OVERVIEW
エネルギーの生成と消費の釣り合いは、近い将来大きな問題を抱えることが予想されています。
IT分野を中心としてエネルギー消費量は指数的な増大を見せている一方、エネルギーの生成原理は蒸気機関の時代から本質的に変化していません。本研究領域ではこの問題に対し、理論と実験の両面から、量子効果を用いた根本的なブレイクスルーを目指しています。
具体的には、量子計算機が古典計算機と比べて圧倒的な高効率を示す「量子優位性」が、エンジンをはじめとしたエネルギーデバイスでも実現することを理論的に確立し、さらに実験室レベルで実証していきます。
